震災から10年オンライン対談

宮城県で被災者支援に懸命に取り組んでいる支援団体の皆様と志位和夫委員長、高橋千鶴子衆議院議員とのオンライン懇談を行いました。私は司会を務めました。
お話しいただいたのは、東日本大震災復旧・復興みやぎ県民センターの小川静治さん、チーム王冠の伊藤健哉さん、宮城民医連副会長で医師の矢崎とも子さん、党県議団長の三浦一敏さんです。
被災した住宅でトイレもお風呂も壊れたまま生活する在宅被災者。52万円(現59.5万円)程度の応急修理制度の金額では健康で文化的な生活など果たせない。
災害公営住宅では経済的理由で病院に通えない方もおり、孤立化も深刻になっている。
被災者生活再建支援法や災害救助法など法制度の問題点、漁業・水産業の苦悩とグループ補助金を活用した事業者へのさらなる再建支援など課題が浮き彫りになる懇談でした。
いずれにしても、被災者や事業者の実態を国が責任を持って調査し、必要な手立てを尽くすこと。
被災者を置き去りにする政治は許さない!
10年経って震災復興は成し遂げたと支援を打ちきるのでなく、被災者の生活再建はまさにこれからが正念場です。
力あわせて頑張る決意を新たにしています。